読書の秋
季節の移り目ってわくわくする
しかも今は徐々に涼しくなって
大好きな秋冬への変化の時期
最近は映画より読書
常に読みかけの本があるのってなんだかいい
「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んでから
東野圭吾の作品は改めて面白いなと
最近は「幻夜」と「人魚の眠る家」を読みました
白夜行は中学生の頃読んだ覚えがあって、結構好きだったから物語もなんとなく覚えている
ただ私は白夜行の方が好き
白夜行の雪穂は亮司に対する情のようなものが見えた気がする
それに雪穂と亮司の二人の描写が全く無かったから
二人のミステリアスな関係が魅力的に思えた
対して幻夜の美冬は人を道具としか見ないただの冷徹女
雅也と美冬は助け合っているとは思えなかったし、
二人の出会いは偶然であるとは思うけど
なんか美冬の行動に関して曖昧なところがたくさんあったから
私みたいな読解力のない人のためにももうちょい説明してほしいと思ってしまった
さて、人魚の眠る家
これは多くの人が読んでほしい!!!
本当に色々考えさせられるし、物語としてもめっちゃ面白い
一番印象的だったのは薫子が瑞穂に包丁を向ける描写
これは殺人罪になるのか、ならないのか、、
緊張しながらも、確かに、、、と薫子の頭の良さに感心して読んだ
いや、でも本当に全部の場面が面白かった
教師が読んでくれる本の内容とか、ドナーを探す側の立場になるところとか、若葉の心情とか、宗吾の話とか、、
臓器移植した方って、ドナーの方の匂いとか記憶とかがフラッシュバックみたいに現れるって聞いたことがあるので、このことか、、と思いました
この本は家族にもオススメしよう